Rage, rage against the dying of the light.

クレープという物体に対して腹が立った経験はおありですか?


昨日、私は朝ごはんを殆ど食べずに配達に出かけました。
そして、8件目くらいでクレープ屋さんにピックに行った時のことです。

甘いクレープの香り、そしてメニューのクレープの写真が、時が止まりそうなほど美味しそうで、その美しく儚げで誘惑的なクレープそのものに対して、何故かイライラしてきたのです。

私は、クレープという物体に対して、「何でこんなに美味しそうなのよ」と、無性に苛立ち怒りが沸くという、不思議な状態に陥ったのです。

「こりゃ糖切れて、取れてるわ」と、私はクレープの配達を終えてからすぐにオフラインにし、帰宅しました。
※取れるについての参考文献

(クレープに対して腹が立っているので、クレープを食べようとは思わず、普通に家でカレーを食べました。罪なきクレープ屋さんには今度行こう……)

これはどういうことか。

体は長くエネルギーを消耗し続けて、糖が切れた状態になると、頭がぼーっとしてしまう。
それでも体を動かさなければならないので、「止まるな!」と判断した脳が、アドレナリンを出すために、無理やり怒りを覚えさせたに違いない。

怒りは生命力にとって味方であり、
運転にとっての敵。


In the end, 配達員にとって死にゆく光は糖の枯渇。

糖の枯渇=”取れ”