超ボーマス2017を終えて

毎回、CD即売会イベントを終えるたびに思います。
私のCDを買ってくれた人、一人一人、顔も覚えているし、全員の方のことが愛しくてたまりません。
初めて試聴してくれた人が、聴いているうちに体がリズムに乗ってきたり、真剣な顔から少しずつ口角が上がっていく様子を、この目で見た時の愛しい気持ち。

そして、これについてを、千恵さんも「嬉しかったなぁ」としみじみ言ってくれたこと。自分のことのように喜んでくれる彼女のこともまた愛おしくてたまりませんでした。

隣のサークルの方がCDの陳列を見て、「おしゃれですね」と言ってくれたり、CDのジャケット群を「きれいですね」と言ってくれる人もいましたが、それはすべて千恵さんのおかげです。
一貫性という面でも、長年私と連れ添ってくれて感謝でいっぱいです。

イベントが終わると、ほぼ毎回こんな風に、まるで物凄いスケールの最高傑作映画を観て映画館から出てきた時状態です。これも千恵さんと話したのですが、これは物凄く上質な感情で、こういう、質のいい感情に支配されて創作をしたいです。ただ、私は、悲しみや孤独感に支配されて、誰かに少しでも共鳴してほしくて創作することも多くて、それはそれで良い時もあります。

今後はまたしばらく、生産のフェイズに入りたい。
NIYMORIYさんのルカさんが好きです。インストが好きです。
とか言ってくれる人がいて、すごく嬉しくて笑みが溢れるし、そこにすごく寄せたくなるのですが、やっぱり、自分がその都度作りたいものに忠実にいきたいです。
結果としてそれが、気に入ってもらえるような気がします。