
埼玉まで来てしまった。
Uberでロングドロップが相次いで、気付いたら見知らぬ土地に居たりする。
何だか心細くて寂しい気持ち。
時々すれ違いざまに会釈をしてくれる配達員の人がいて、すごく嬉しい。
今日は、敬礼をしてくれた面白お兄さんがいた。その直後、強風に煽られて慌てふためいていた。
田んぼと民家しかないような所に佇んでいた素朴なお店から、オーガニック野菜のお弁当をピックして、市街地の大きなショッピングモールの中を歩いて、モバイルショップのお姉さんにお届け。
ピックの地点とドロップの地点の世界観が違い過ぎて、とてつもない長旅に思えた。
自転車に乗っていると、いつも、余計な雑念が消えて、ただ曲を作りたい気持ちで溢れていっぱいになる瞬間がある。
目が星になって星から空が溢れ出すような感覚。
だからUber配達が好きなのかも。
こういう様なことも、文字にしない方が私にとって最善なのは分かっているけど、きっと大きな流れの中の1ピースになるんだろうな。