住所が、マンションの6階の(名前からしておそらく)中国人のお客さまから、配達中にメッセージ。
“門の前に置くいいですか?”
(門!オートロックの前なのか部屋の前なのかどっちだろう……オートロックの前に置いて下さいという人もたまに居るから分からないぞ……)
“オートロックの前でしょうか?お部屋の前でしょうか?”
“603。 階段を上がってこい“
“了解いたしました”
そして、インターホンで、「お待たせいたしました!ウーバーです!」と挨拶するも、無言ドアオープン。これはたまにいらっしゃるので慣れてますけども。
問題は、「階段を上がってこい」。
目の前には、エレベーターがあるんです。故障とか点検中とかでもない。
しかし、階段を上がってこい、と仰っている。
この文章に、私は正直なところ、かなりぎょっとしていたのです。
まあでも、日本語がつたないだけだろう、と楽観視して、更に、筋トレついでだ、とポジティブに考えて、指示通り階段で6階まで上がったのです。
そして、いつも通り、置き配シートの上にお食事を置いて写真を撮ろうとした時……
“誠にありがとうございます”
ツンデレGoogle翻訳か何かか!!
でも、何かほっこりしたので帰りは普通にエレベーター乗っちゃった。
なんだったんだ……。
やっぱり中国人ということもあり、拳法の仙人気質か何かで、ウーバー配達員の体力を鍛えてやろうという、そういう愛情から……