「運び屋」観ました。

主人公が、タイヤがパンクして困っている黒人家族を助ける中、
「Negro」という言葉を使ったことで、一瞬だけ空気が張り詰めるシーン。
夫妻に、「今はあまりNegroとは言わない。Blackと言ってほしい」と言われた時の、「そうか」と答えるクリント・イーストウッドの素朴な笑顔の演技がとても良かった。
ジェネレーションギャップを感じた時の、素朴なおじいちゃんの笑顔。

アンディ・ガルシアはますます渋くなっていた。

お父さんは、再発抑制のために抗がん剤を飲んでいたけど、副作用が強すぎて、先生の判断で中止。
今後は、再発の兆候を見逃さないよう、頻繁に検査するという選択に。
つまりは運ということ。

抗がん剤にしても、抗生物質も、よくぞこんな難しく優れたものを発明してくれたと思う。
どれだけ多くの人が命を救われているか分からない。
その存在が有難い。

でも、まだまだ諸刃の剣。
そして、仕方がないことだけど、抗がん剤はとてもお金がかかる。

だから、がん治療は更に更に、より良く、より優しく、進歩するはず。

遠い未来でも。
そう信じているし、まるでSF小説の続きを読むかのように、どきどきする。

「あのー……。側頭部を触っていたら、皮膚が開いて電子回路が出てきてしまった場合の相談の窓口は、こちらでしょうか」

「あっ、お姉さん、それね、うちじゃないの!二軒向こう!」